山と自転車

登山や自転車に関することを綴っています

【輪行旅】ロードバイクで瀬戸内海の島巡り旅をしてきた。しまなみ海道&とびしま海道&かきしま海道ツーリング①2022.5 

3つの海道で島巡り 初日しまなみ海道編

GWのシフト表を見たら奇跡的に4日間ほど休みがあり、天気予報も良さそうだったので急遽しまなみ海道ツーリングをしてきました。しまなみは一度訪れたことがあったので、今回はとびしま海道、かきしま海道も一緒に走りたくさんの島を渡る2泊3日の計画を立てました。

ざっくり行程

day1 尾道→今治:しまなみ海道

day2   今治→岡村島→呉市→江田島→広島市:とびしま海道&かきしま海道

day3 広島から帰路

※上図は実走したルートで、かきしま海道の一部が間違っています。

スタート地点 JR尾道駅

まずは旅のスタート地、尾道です。尾道は初めて訪れて大好きになった町なので今治から尾道に向かうツーリングもいつかしたいと思っています。新幹線(新横浜→福山)と山陽本線(福山→尾道)で移動します。

コロナも少し落ち着いたGWということもあり、駅前にはたくさんの自転車乗りの姿がありました。

向島渡し船

スタート地の向島までの渡し船も大人気。頻繁に出ているので焦ることはありません。観光客向けの側面はあれど、地元の人々の日常の足という感じです。

坂の町、尾道。ブロンプトンなんかで巡るのがちょうど良さそう…?

向島渡し船は観光客のための船ではなくて、地元の人の日常の足なので乗り場の雰囲気は駅前の駐輪場という感じがします。実際地元の高校生も大勢乗っていました。

最初の島 向島

晴れたしまなみ海道はほんっっっっっとうに気持ちがいい。海がとても綺麗で、地元の人が釣りをしたり海辺でくつろいだりしていて、ゆったりとした時間の流れが感じられます。

車と完全に分けられている因島大橋

最初の橋。自転車・歩行者道は道路の下にあるがこの構造の橋は珍しいとか。

意外な組み合わせながら絶品のはっさく大福

道すがら、はっさく大福のお店が開いていたので買ってみました。大福とはっさくなんて、と味は期待せず記念に食べるくらいのつもりでしたが、これは良い意味で完全に裏切られました。柔らかく優しい甘みのある生地に、はっさくの瑞々しさとわずかに酸味の効いた甘さが完璧な相乗効果を生んでいます。今回の旅で食べたものの中で一番感動しました。

軽装で過ごせる時期なので可能な限り荷物は削り、フロントバッグ、フレームバッグ、サドルバッグの3点セット。これでどこにでも行けそうなくらいには持ち物が洗練されてきました。

因島 大山神社

2番目の島、因島では寄り道。ろんぐらいだぁす!を読破したので改めて大山神社へ。ブルーラインを一瞬外れることになるのでシーズン真っ盛りでも意外と混雑はしていませんでした。

ろんぐらいだぁす!コーナー

しまなみFORTUNAジャージ

FORTUNAジャージしまなみ海道ver. ブルーライン沿いのファミマにて。ろんぐらいだぁすとしまなみ海道のコラボジャージはメルカリとかで高額転売されていましたが、2022年5月現在でまだまだ普通に売られています。この神社でも売っていたし、道中のコンビニでも売っていした(買った)。

自転車とともにくぐる鳥居。

やはり目を引くホイール。そういえばFORTUNAは車輪の神様だったっけ。

レモンの島 生口島へ

高いところから海岸線に沿った地形を見ることでしか得られない栄養がある。

トンネルの先とかくぐり抜けた先に海が見える大好きなこの景色に名前をつけたい。

しおまち商店街

前回コロナでお店が全て閉まっていたため恋焦がれていた生口島、しおまち商店街へ。

ここのコロッケを食べてみたかった。お店には芸能人のメッセージのほか、関西の医学生のメッセージ(美味しかったから将来無料で診ます!というような)が目立ちました。

南国感あふれる。

橋は島の高台同士を結ぶので前後は多少の上りがあります。スロープになっていて、斜度3〜6%程度で概ね1km前後なので、ゆっくりならばママチャリでも大丈夫です。

大三島 上陸

大三島上陸後すぐの、サイクリストの聖地。実はろんぐらいだぁすジャージでの旅です。道の駅のようになっていて、多くの人が休憩したりまったりしたり過ごしています。

大三島まで来ると距離的には終わりが見えてきてしまうので海辺で休憩します。

愛車と共に寝そべるのが気持ち良すぎて癖になり、ここからは歩みが遅くなりました。たぶん5,6回海辺で寝転んだと思います。大三島、伯方島はブルーライン上は島のほんのごく一部を通るだけなので、すぐに最後の島、大島に来てしまいます。そして大島には亀老山という激坂展望スポットがあり、登るか否か、気持ちが試されます…。

大島 激坂の亀老山

鉄ゲタホイールを卒業し新ホイール(MAVIC KSYRIUM SL DISC)を導入したので、どのくらい変わるか確かめるべく登りに来てしまいました。前後で500g近い軽量化の効果は大きく、前回は足をついた道のりはノンストップで登ることができました。

しかし最大斜度18%くらい、10%が基本なので本当につらいです。さらに押し歩きでは1時間近くかかると思うので無理して来ない方が良いです。

勝利の藻塩アイス。

亀老山から来島海峡大橋

ラスボス感漂う来島海峡大橋。雑誌でよく見る写真はここからの景色。

山頂手前にもベンチ付きの展望スペースを発見。くつろぎながら景色を見るという点でむしろこちらの方が良いのではと思いました。おすすめです。

名残惜しいので来島海峡大橋手前で、最後の休憩。

今治駅 しまなみ海道ゴール

今治上陸後の道は正直面白味はない。ただの市街地を駅に向かって進むだけ。駅前は綺麗だけどこじんまりしています。構内にGIANTのショップがあります。

入浴も宿泊も 喜助の湯

自転車乗りでサウナーである私を完全に堕とした喜助の湯へ。私見ですがここに入るのを含めてしまなみ海道と言えると思います。

自転車用ロッカーは10個ほど。もちろん無料で利用できます。

食事処も備わっており、締めの一杯をいただく。

なんとこの喜助の湯、宿泊もできるということで今回はここを宿にしました。非常に綺麗なカプセルホテルで、宿泊者専用ラウンジがあり漫画喫茶コーナーやフリードリンクも完備されていて過ごしやすいです。自転車も安心して預けられるのでとても快適でした。

唯一の不満はコインランドリーが1つしかなく、しかも予約制で既にいっぱいになっており使えなかったことです。利用者数的にはもう何台か増やしていただけると嬉しいところ。最寄りのコインランドリーは徒歩で行く気にはなれないくらいには離れていたので自転車で向かいました。アテにしている方は注意してください。

明日はとびしま海道&かきしま海道へ。

次に続く

www.mount-road.com